BUBKAの成分を医学的に徹底解剖!! 髪の毛を生やす方法とは?

育毛剤「BUBKA」という製品を聞いたことがありますでしょうか!?
男性も女性も使用できる育毛剤で、累計出荷数が150万個を超えている人気商品になっています。

大人気であるBUBKA商品ですが、果たして科学的に発毛に効果があることは証明されているのでしょうか!?
今回は2018年6月に発売された6代目BUBKAである”BUBKA ZERO”に注目していき、科学的に発毛効果があるのかどうか迫っていきます!!!

BUBKAの注目ポイントとは!?

BUBKA製品では、主に3つのポイントを売りにしています¹⁾!!
その3つのポイントとは…
・17型コラーゲンによる発毛促進
・M-034による育毛効果
・海洋成分による毛髪維持
それぞれの成分について発毛効果があるのか、科学的根拠をもとに検証していきます!!

ポイント①:17型コラーゲンは発毛促進するのか!?

“BUBKA ZERO”には、「マジョラム」という成分が新たに配合されており、これが「17型コラーゲン」の働きをサポートすると宣伝しています。
それでは、果たして「17型コラーゲン」自体に発毛促進効果はあるのでしょうか!?

まずは17型コラーゲンとはどのようなものか見ていきましょう!!
「17型コラーゲン」は髪がしっかり生えるために重要な成分です²⁾。
老化などによってDNAに傷がつくと、17型コラーゲンの構成要素であるコラーゲン17A1が壊されてしまいます。そのため、毛包幹細胞が機能しなくなってしまい、毛包が小さくなり、毛が抜けてしまうのです。

確かに、17型コラーゲンは正常な髪の毛を維持するために大事な成分です。
しかし…失われた17型コラーゲンをシャンプーとして外用することに、発毛効果は期待できるのでしょうか??

調べて見たところ、、、

17型コラーゲンをシャンプーとして外用することで、発毛の効果が期待できるという証拠を示すものはありませんでした。
また、髪の毛の成長因子を頭皮に塗ることで、発毛促進効果があるという十分な証拠はないということは、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」にも書かれています。

ポイント②:M-034には育毛効果はあるのか!?

BUBKA商品では、“M-034”というミネラルを豊富に含んでいる北海道産のミツイシコンブから抽出したエキスを配合しています。
この“M-034”という成分は、BUBKAに限らず「チャップアップ」や「イクオス」などの多くの人気発毛剤・育毛剤に含まれています。

M-034を多くの人が信頼してしまっている原因は、このM-034が「厚生労働省認可の成分である」からなんです!! 厚生労働省が認めているなんて言われたら、信じてしまいますよね!? しかし、これが大きな落とし穴なんです!!
確かに、厚生労働省はM-034を含んでいる製品を医薬部外品として発売することは認めていますが…
M-034自体に効果があるということを認めているわけではありません³⁾!!
また、M-034自体に育毛効果があるという科学的な証拠を示すものは、現段階では非常に少ないです。

さらに、今年発売された“BUBKA ZERO”では、このM-034を従来の商品よりも10倍多く配合しているということをアピールしています。しかし、このM-034自体の育毛効果は科学的に根拠が少ないので、その成分を10倍に増やしても効果はあまり望めないかもしれません!!

ポイント③:海洋性成分は毛髪維持できるのか!?

BUBKAでは、以下に示す海洋成分が含まれており、それらが外的刺激から頭皮を守り毛髪を維持することができると宣伝しています。

<BUBKAに含まれている海洋成分>
ミツイシコンブエキス、マコンブエキス、スサプノリエキスコトジツノマタ、ヒトエグサ葉状体エキス、アスコフィルムノドスム、ヒパマタ、ヒジキ/トロロコンブ、レソニア二グレスセンス、リシリコンプ、ワカメエキス、トゲキリンサイ、ヒヂリメン、ミツイシコンブ、ウスバアオノリ

しかし残念ながら、われわれの調べでは、
これらの海洋成分に発毛効果や育毛効果が科学的に証明されているものは見つけられませんでした。

新発想「乳酸菌シャンプー」とは!?

“BUBKA ZERO”では、乳酸菌「EC-12」を配合することで、頭皮に存在する常在菌のバランスを保ち、頭皮を健やかに保つとされています。
乳酸菌をシャンプーの中に含むという新しい発想が話題を呼び、「乳酸菌シャンプー」として注目されています!!
しかし…果たして、乳酸菌を発毛剤に含むことで頭皮の環境は正常に保たれるのでしょうか!?

乳酸菌が頭皮に良いという科学的な証拠は、現段階ではありませんでした。
さらに、最近の研究により腸内細菌の一種であるLactobacillus murinusが過剰増殖することにより脱毛症に似た皮膚疾患が誘発される可能性があることが分かりました⁴⁾。
これは、マウスに対して行われた研究であり…
全てのマウスに対して証明されたわけではなく、抗生物質を投与された後のマウスに対して脱毛症に似た皮膚疾患が見られました。

つまり、過剰に乳酸菌を投与することは良い効果を生まないばかりか、悪い影響を及ぼしてしまう可能性もあります!!

医学的根拠のある脱毛の治療法とは!?

BUBKAに含まれている成分は、発毛促進効果・育毛効果・毛髪維持効果は科学的に根拠が多くはないことを分かっていただけたと思います!!
それでは、どのような成分が脱毛に対して効果的なのでしょうか!?
実は、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」において、医学的に発毛効果が証明されている成分があるんです⁵⁾!! その成分についてご紹介します!!

成分①:フィナステリドの内服

まず、「フィナステリドの内服」について見ていきます。
「フィナステリド」という名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか!?

日本皮膚科学会では…

男性型脱毛症に関しては、フィナステリドの内服を行うよう強く勧めています
女性型脱毛症に関しては、フィナステリドの内服を行うべきではないとしています
妊婦・妊娠している可能性のある女性・授乳中の女性は、フィナステリドの内服は禁忌!!
→胎児の成長に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

<副作用>
稀に、肝機能障害が現れることがあります

成分②:デュタステリド

次に「デュタステリドの内服」について見ていきます。
日本皮膚科学会では…

男性型脱毛症に関しては、フィナステリドの内服を行うよう強く勧めています
女性型脱毛症に関しては、フィナステリドの内服を行うべきではないとしています

フィナステリドの内服と同様に、
妊婦・妊娠している可能性のある女性・授乳中の女性は、フィナステリドの内服が禁忌!!
→胎児の成長に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

<副作用>
性機能低下、肝機能障害など

成分③:ミノキシジルの外用

続きまして、「ミノキシジルの外用」について見ていきます。
ここまで見てきて、女性が使用できる成分はないのではないか…と思った方もいらっしゃると思います。
女性の皆さん、安心してください!!「ミノキシジル」に関しては女性も外用して良いとされています!!
日本皮膚科学会では…

ミノキシジルの外用を行うよう強く勧めています!!
(注:男性型脱毛症=5%ミノキシジル、女性型脱毛症=1%ミノキシジル)

<副作用>
搔痒・紅斑・落屑・毛包炎・接触皮膚炎・顔面の多毛

注意:ミノキシジルの内服やメソセラピー(直接頭皮にミノキシジルを導入する方法)に関しては、行うべきではないとされていますので、気を付けてください!!

効果が認められている治療法:LEDおよび低出力レーザー照射

最後に、「LEDおよび低出力レーザー照射」という治療法を見ていきます!!
LEDおよび低出力のレーザーを頭皮に照射するという治療法になっています
日本皮膚科学会では…

LEDおよび低出力レーザー照射治療を行うように勧められています!!
→有用性を示す十分な証拠があり、副作用が比較的軽微であることから、適切な機材を使用して行うよう勧められています。

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発毛治療の注意点とは!?

ここまで、発毛効果に関して高い水準の根拠がある成分や効果が認められている治療法を見てきました!!
本気で脱毛と向き合いたい方は、是非一度病院にて診察を受け、上記の治療を受けることをオススメします!! 
これらの治療法はすぐに効果が出るものではありません!!

少なくとも6ヶ月以上継続して使用しないと、効果はしっかり現れません。途中でやめてしまうと効果が出なくなってしまいます。根気よく治療を続けましょう!!

また、ミノキシジルの外用に関しては、最初の1ヶ月間で、一時的に抜け毛が多くなることがあります!! 1~2ヶ月で終わり、その後はしっかり髪の毛が増えていきます。心配になったら、医師に相談してみてください。

そして、副作用が出るケースはそこまで多くありませんが、副作用が出た際も早めに医師に相談することが大切です。

まとめ

今回はBUBKAの製品を、BUBKAがアピールしているポイントや様々な成分から見てみました。
BUBKAに含まれている成分には、発毛効果を証明するものはないということを分かっていただけましたでしょうか??
今回は、医学的に効果が認められている治療法についてもご紹介しました!!
真剣に脱毛治療と向き合いたい方は、市販の発毛剤ではなく、これらの治療法を強くオススメします!!!

<参考文献>
1)BUBKA 公式ホームページ
https://bubka.jp/cp15/
2)Hair follicle aging is driven by transepidermal elimination of stem cells via COL17A1 proteolysis.-Science. 2016 Feb 5;351(6273):aad4395. doi: 10.1126/science.aad4395. Epub 2016 Feb 4.-Matsumura H1, Mohri Y1, Binh NT2, Morinaga H1, Fukuda M1, Ito M3, Kurata S4, Hoeijmakers J5, Nishimura EK6.
3) 厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/pdf/kaiseiyakuji.pdf
4) Intestinal Dysbiosis and Biotin Deprivation Induce Alopecia through Overgrowth of Lactobacillus murinus in Mice.- Cell Rep. 2017 Aug 15;20(7):1513-1524. doi: 10.1016/j.celrep.2017.07.057.-Hayashi A1, Mikami Y2, Miyamoto K1, Kamada N3, Sato T2, Mizuno S2, Naganuma M2, Teratani T2, Aoki R4, Fukuda S5, Suda W6, Hattori M7, Amagai M8, Ohyama M9, Kanai T10.
5)(日本皮膚科学会)男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

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