低出力レーザーの育毛効果とオススメ商品4選!

ここ最近、AGA治療によって「薄毛は治せる」ということが一般にも広く知られ、私のクリニックにもたくさんの患者さんが訪れます。薄毛治療法としては、昔からあるフィナステリド(プロペシアなど)ミノキシジル(リアップなど)といった薬が有名ですね。

ただ、昨今の育毛技術の進歩は凄まじく、新たな育毛法がどんどん開発されているのをご存知でしょうか?

確かな育毛効果
副作用の心配が一切ない
薬を使うよりも安い
自宅で手軽にできる
男性・女性問わず髪が生える

こんな薄毛治療法があったらいいと思いませんか? そんなウマイ話があったらいいですよね。実は……そんなウマイ話が低出力レーザーによる育毛治療なんです。まだ一般にはあまり知られていませんが、医師の間ではいま非常に注目されています

記事では、現在注目を集めている低出力レーザーの効果と、オススメ商品をご紹介します。この記事に出会ったあなたには、知る人ぞ知る、低出力レーザーを使った効果的な育毛法をお伝えします

低出力レーザーとは?

低出力レーザーはエネルギーの弱い光

低出力レーザーの育毛効果について説明をする前に、「そもそも低出力レーザーとは?」という話を解説いたします。低出力レーザーが体毛の成長を促進することが、初めて確認されたのは1967年のこと。

ハンガリーのメスター教授他、数名の研究者によって生体組織へのレーザー照射による発ガン要因の実験が行なわれました。低エネルギーのレーザーをマウスの背中に照射したところ、体毛の成長促進効果が確認されたのです

また、630nm〜830nmの低出力レーザーはツボ治療にも効果があることがカナダのブログによって1973年に発見されました。以降、様々な実験や医療現場での検証を通じて、治療範囲は拡大。薄毛に対する治療の他、「リウマチ(慢性関節リウマチ)」や「痛風」「腰痛(急性・慢性)」「関節炎」「腱鞘炎」「ストレス性胃炎」「心身症(自律神経失調症)」「アトピー性皮膚炎」など、炎症を抑える目的で幅広い医療現場で使用されてきました

ちなみに、脱毛治療で使用されるレーザーとは低出力レーザーは波長が異なります低出力レーザーに脱毛効果はございませんので、ご安心ください。

低出力レーザーは頭皮内の細胞を活性化させる

薄毛だけでなく、人体の様々な疾病に効く低出力レーザー。では、薄毛に対する育毛効果のメカニズムはどのようなものなのでしょうか?

低出力レーザーを頭皮に照射すると、毛母細胞を活性化させATP(アデノシン3リン酸)の産生を促し、髪を育て回復させる作用が高まります。この作用により、休止期であった毛根を成長期へと変化させ次第にフサフサな髪に若返るのです。また、低出力レーザーには、頭皮の血行促進効果があることも確認されています。

低出力レーザーの育毛効果・臨床試験や各種承認

低出力レーザーは臨床試験で効果が証明されている

低出力レーザーの育毛効果メカニズムは分かったとしても、本当に髪は生えるのでしょうか……まだ信じにくいですよね。そんなあなたに、次は低出力レーザーの臨床試験について解説いたします。低出力レーザーを用いた有名な育毛機器「ヘアマックス」と「カピラス」「ヘアレーザーX5」の臨床試験結果をいくつかご紹介いたします。

【ヘアマックス・臨床試験 1】
・方法:ダブルブラインドテスト(二重盲検試験)
・被験者:薄毛に悩む男性128人と女性141人
・検証方法:ヘアマックスまたはダミー機を週3回26週間の頻度で頭皮全体に照射
・検証結果:男性103名、女性122名のヘアマックス使用者の薄毛が回復し育毛効果があった
(残りの男性25名、女性19名は試験中に音信不通のため対象から除外)

【ヘアマックス・臨床試験 2】
・方法:ダブルブラインドテスト(二重盲検試験)
・被験者:薄毛に悩みフィナステリドやミノキシジルといった外薬を使用していない25〜60歳の男性146名、女性188名
・検証方法:週3回26週間の頻度で6ヶ月間、定期的に頭皮に照射
・検証結果:男女ともに1平方cmあたり約20本ほど髪が増加した

【カピラス・臨床試験】
・方法:ダブルブラインドテスト(二重盲検試験)
・被験者:薄毛に悩む女性22名
・検証方法:1日おきに30分ずつの頻度で16週間、頭皮に照射
・検証結果:カピラスを使用した被験者は、頭皮6.25平方cm内で髪が50.9%増加
本数換算で、189.3本から268.3本(+89.9本)増加

【ヘアレーザーX5・臨床試験】
・被験者:過去12ヶ月以内にAGAと診断された20代〜60歳の男性70名
・検証方法:週3回26週間、頭皮に照射し毛髪量を測定
・検証結果:単位面積あたり平均17本の髪が増加
(22名は試験中に音信不通となったため、残り48人で測定)

上記は一部ではありますが、低出力レーザーの育毛効果が臨床試験にて確認されている育毛機です。これらの臨床試験を見る限り、低出力レーザーには髪を増やす発毛効果があることが考えられます。

低出力レーザーはFDA(米・食品医薬品局)も承認

低出力レーザーはアメリカの食品医薬品局からも正式に承認されています。(食品医薬品局は日本の厚生労働省のような機関です)

さらに低出力レーザーは日本皮膚科学会が推奨

また、国内では低出力レーザーの育毛効果は日本皮膚科学会でも推奨されています。「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」に推奨度Bとして記載されています。

推奨度Bは、「行うよう勧める(少なくとも1つ以上の有効性を示す質の劣るレベ ル II か良質のレベル III,あるいは非常に良質の IV の エビデンスがあること)」というレベルを表しています。

低出力レーザーのデメリットとは?

1. 低出力レーザーの情報はまだ少ない

いくつかの臨床試験にて、薄毛を回復させ、髪を育てる効果があることが確認されましたが、一方でデメリットはないのでしょうか? この章では、私が考える低出力レーザーデメリットについてご説明していきたいと思います。

まず、一番のデメリットとして考えられるのは、低出力レーザーを用いた商品情報や研究結果が少ない点です。後ほど紹介する「ヘアマックス」には一定の研究結果がありますが、その他の機器もあわせるとまだ多いとは言い切れない状況です。

かつ、ほとんどの人気商品がアメリカ発の機器であり、日本語の商品情報も現時点ではあまり充実していません。そのためか、日本国内ではまだ利用している人は少ないようで、商品の口コミも多くはない点が、これから購入を検討している人にとってデメリットだといえるでしょう。

2. 低出力レーザーは治療実感を得にくい

低出力レーザーはAGA(男性型脱毛症)、FAGA(女性男性型脱毛症)と男女の薄毛治療に効果がある製品です。しかし、”頭皮にレーザーを照射するだけ”という治療の手軽さ、そして痛みや熱さがないという点から治療実感を得にくいことがデメリットと考えられます。

育毛には3ヶ月から半年ほどの継続的な治療が求められますので、「本当に髪がフサフサになるのか」「抜け毛が減るのか」と半信半疑になる人もいるでしょう。

やはり人は、治療には痛みや感触があった方が、”髪に効く感じ”がするものだとは思いますが、“治療している感と育毛効果”は比例する訳ではありませんので、その点をしっかり心に留めておきましょう。

3. 低出力レーザーは初期費用がかかる

低出力レーザーは育毛機を購入する必要がありますので、当然、初期費用がかかります。初期費用は購入する製品にもよりますが、7万円ほどから高いものでは40万円ほどかかります。

病院やクリニックに通院した場合の診察代や医薬品代と比べると、長期的には経済的(安く済む)のですが、まずはじめに一定のお金が必要になるのは、少しデメリットと感じられる人もいることでしょう。

低出力レーザーのメリット

1. 低出力レーザーは安全性が高い

低出力レーザーによる頭皮への照射は、副作用がありません。(現時点で報告例はございません)薄毛治療薬として有名はフィナステリドやミノキシジルは、副作用の報告率は極めて低いですが、副作用が起きる可能性はあります。その点を比較すると、低出力レーザーの副作用がない点はメリットといえるでしょう。

2. 低出力レーザーは維持費がかからない

先ほどの「デメリット」の章で、低出力レーザーは初期費用がかかるということを説明しました。ですが一度、機器を購入してしまえば、以降は追加費用がかかりませんので、長期的な治療を鑑みるとコストパフォーマンスは良いと考えられるでしょう。

フィナステリドやミノキシジルといった医薬品や育毛剤は、毎月ごとに数千円の負担がかかります。年間に換算すると、数万円にも積み上がることを考えると、低出力レーザーの維持費がかからない点は、メリットといえるでしょう。

3. 低出力レーザーは自宅で治療できる

多くの薄毛の人にとって、薄毛で病院やクリニックに定期的に足を運ぶのは、少し負担に感じられることと思います。一方、低出力レーザー育毛機で薄毛治療を行なえば、誰も見ていない自宅で、病院にわざわざ足を運ぶこともなく手軽に進めることができます

「忙しいなか病院に行く暇がない」「クリニックに通っていることを誰にも見られたくない」という人にとって、メリットといえるでしょう。

4. 低出力レーザーは男性・女性問わず育毛効果がある

前章でも軽く触れましたが、低出力レーザーはAGA(男性型脱毛症)・FAGA(女性男性型脱毛症)と、男女ともに薄毛に効果があることが確認されています。

医薬品のフィナステリドの場合、妊婦や妊娠している可能性の高い女性、授乳中の女性への投与は禁止されているため、該当の女性は治療することができません。その点、低出力レーザーは、どんな男性・女性であっても薄毛治療を行なうことができる点がメリットといえるでしょう。

低出力レーザー育毛機のおすすめ商品をご紹介

1位:ヘアマックス

414 x 362 Laser Band
ヘアマックスはアメリカのレキシントンインターナショナルLLCによって開発された商品で、これまでにもっとも売れている低出力レーザー育毛機です。ヘアマックスは購入後30日間の返品保証もついています。

ヘアマックスのメリットは、数ある低出力レーザー育毛機の中で、もっとも臨床試験での育毛効果報告が多いということ。そして、ヘアマックス「レーザーバンド82」(定価 108,900円)であれば、週3回 1回90秒の照射で治療が済むことがあげられます。

一方、ヘアマックスのデメリットは「ウルティマ12」(定価 71,400円)「プリマ9」(定価 38,400円)が片手で一定時間ごとに照射箇所を動かしていく必要があり、治療に少し手間がかかる点がデメリットといえます。

▼ヘアマックスをチェックする

2位:カピラス


カピラスのメリットは、商品がキャップ型(帽子型)であり、頭にかぶせるだけで全体にレーザー照射できる点です。

一方、デメリットは他の低出力レーザー育毛機と比べて、価格が高いことです。レーザーモジュール(照射口)が312個の「Capillus RX 312」は定価481,680円、272個の「Capillus 272 PRO」は定価397,224円、202個の「Capillus 202」は定価260,280円、82個の「Capillus 82」は定価117,720円となっています。

その他のデメリットは、臨床試験が少ないことです。おそらく男性にも問題なく薄毛に効くと思われますが、現時点では男性を被験者とした臨床試験結果は報告されていないようです。(あくまで私がリサーチした限りです)

3位:ヘアレーザーX5


ヘアレーザーX5のメリットは、商品価格が45,000円と比較的安価であることです。

デメリットは、1回の照射時間10〜15分間のあいだ手を動かして照射し続けなければならない点です。その他では、臨床試験の育毛効果の報告が少ない点もデメリットといえます。(私のリサーチでは臨床試験は1件のみ)

4位:セラドーム

セラドームのメリットは、ヘルメット型のデザインのため、頭にかぶせるだけで頭全体にレーザーを照射できることです。

一方、デメリットは臨床試験で育毛効果があると確認されている650nmの低出力レーザーではなく、ややエネルギーの弱い678nmの波長のレーザーを使用している点です。

臨床試験が行なわれていないため678nmの波長は育毛効果があるとは明言することはできません。臨床試験で効果が確認されている650nmの波長を使用している機器を用いるほうが無難かと思われます。

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