【医師監修】ミノキシジルで髪が生える!効果と副作用

「ミノキシジルって何?」
「髪が生えるってほんと?」
「ミノキシジルの副作用は?」

薬を飲むにあたってその効果と副作用は気になりますよね。

「ミノキシジル」は優れた発毛効果もつ薬で、発毛薬として最も一般的に使われている薬です。

この記事ではミノキシジルの効果と副作用についてわかりやすく説明したいと思います。

ミノキシジルとは?

もともとは高血圧の薬として開発された

もともとは高血圧患者に使用する血圧効果薬として開発された薬品で、毛細血管を拡張させることで、血圧を下げる作用がありました。

高血圧の患者さんに臨床の現場で使用していたところ、副作用として発毛の効果があるとわかったため、頭皮に塗る外用薬(塗り薬)として使われるようになったのです。

1988年にアメリカで外用医薬品(塗り薬)として正式に認可され、「ロゲイン」が発売されました。

その後1999年にも日本で正式に認可され「リアップ」として発売されました。日本ではミノキシジル成分1%、5%を配合する商品が市販されていますが、なんと、欧米では2%、5%、10%、さらには15%以上配合のものが市販されています。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルにはぬり薬、飲み薬の二つがありますが、ミノキシジルのぬり薬は優れた発毛効果をもつ薬で、AGA(男性型脱毛症)の治療に使われる最も一般的な薬です。

一方、2017年版AGAガイドラインではミノキシジルの内服治療(飲み薬)は行うべきではないと表記されていますので、ご注意ください。

実証された発毛効果

ミノキシジルのぬり薬は、使用開始から数ヶ月で発毛効果があることが証明されています!
さらに、抜け毛予防薬であるフィナステリドと併用するとさらに効果があることがわかっています。
これらの薬のおかげで、いまや薄毛は治療できる時代となったのは間違いないでしょう。
悩み無用です!

ミノキシジルのメカニズム

では、なぜミノキシジルは発毛効果があるのでしょうか?
実はミノキシジルの作用はまだ完全にはわかっていません。
しかし、以下のような作用があることがわかっています。

①血行促進効果

ミノキシジルは毛細血管の拡張作用によって頭皮の血行を改善します。
そして毛根の細胞に栄養や酸素がよくいきわたることによって発毛効果が期待できるのです。

②増殖因子を産生

さらに、ミノキシジルはアデノシンという成分を分泌させ、毛根の細胞から血管内皮増殖因子(VEGF)や角化細胞増殖因子(KGF)などタンパク質が産生されます。
血管内皮増殖因子(VEGF)は、血管を新しく作ったり傷ついた血管を修復したりします。
また角化細胞増殖因子(KGF)は、毛をつくる毛母細胞を増殖する作用があります。
これによって髪が生えやすい環境を作ることができるのです!

ミノキシジル(ぬり薬)の副作用

副作用一覧

まずは、ミノキシジルをぬり薬として使ったときの副作用を見てみましょう!
こちらはリアップx5(ミノキシジル5%配合の塗り薬)の添付文書に記載されている副作用です。

関係部位 症状
皮膚 頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、

ふけ、使用部位の熱感等

精神神経系 頭痛、気が遠くなる、めまい
循環器 胸の痛み、心拍が速くなる
代謝系 原因のわからない急激な体重増加、

手足のむくみ

以上が副作用の一覧ですが、副作用を見ると少し不安になることもあるかと思いますが、
ミノキシジルをぬり薬として使う場合は、軽い症状であることがほとんどで、私の経験でも副作用で治療を中止することはほとんどありません。

ぬり薬のその他の副作用

初期脱毛

飲み始めてから数週間〜1ヶ月の間、一時的に抜け毛が増えることがあります
これは、いままで乱れていたヘアサイクルが正常化することで、一時的に抜け毛の時期が一致してしまうことによると考えられています。
しかし、この副作用はおよそ1ヶ月から2ヶ月目で初期脱毛は終わり、そこからしっかりと髪が増えていく時期に入ります
やはり最初は不安になる患者さんも多いですが、踏ん張りどころです!

皮膚トラブル

ぬり薬の場合は塗った頭皮が痒くなったり赤くなったりすることがあります。
ときにはフケが多くなったり、ピリピリしたりすることもあります。
ほとんどが軽症ですが、改善しないときは一旦中止し、医師に相談するようにしましょう。

ミノキシジル(飲み薬)の副作用

一般的な副作用

めまい、動悸、むくみ

これらはぬり薬と同様の副作用です。
飲み薬でもやはり同じような作用があります!

降圧作用

もともと高血圧の薬として開発されたので、ミノキシジルには血圧を下げる作用があります。
降圧作用は塗り薬ではほとんど見られませんでしたが、飲み薬では多少影響が出ます。
しかし、もともと少量で使われるので、日常的に問題になることはほとんどないです。

多毛症

ぬり薬では問題になりませんが、飲み薬では髪の毛だけでなく、髪の毛以外の体毛も増えることがあります
顔や腕などの毛が増えてしまうことが多いようです。
やはり不要な毛は生えて欲しくはないですよね。

ミノキシジル(飲み薬)の重大な副作用

少数ながら、心臓や血管への重大な副作用があります。
例えば、胸の痛み、息切れ、呼吸困難、心不全などです。
このような副作用は、心臓の病気を抱えている方にとっては命に関わる問題になります。
安易に個人輸入して薬を使ってしまうことは非常に危険な行為なのです。

ミノキシジルの内服

以上のようにミノキシジルの内服には重大な副作用がある可能性がわかりました。

通常、新しい薬が世にでる前には、”本当に効果があるのか”、”重大な副作用はないか”といったことを確かめるために、臨床試験が行われます。
しかし実は、ミノキシジルの内服が本当に安全かどうか十分な検討がなされていないのです!
さらには、発毛効果があるかどうかすら、十分な検討がなされていないのです。

つまり、ミノキシジルの内服は発毛効果も安全性もよくわかっていない!ということなのです。
それなのに、今の日本ではミノキシジルの内服が一般的に使われてしまっています。
そういう状況を見て、ガイドラインには「ミノキシジルの内服治療を行うべきでない」と明記されたのでしょう。

まとめ

ミノキシジルのぬり薬は副作用も軽度で、発毛効果、安全性ともに優れた治療法です!

しかし、ミノキシジルの飲み薬は、発毛効果も副作用も、十分に検討されていないため、現時点では行うべきでない治療なのです。
ぜひ参考にしてご自身の発毛治療に生かしてみてください。

ミノキシジルの入手方法

ミノキシジルはAGA専門のクリニックで扱っています。
また、インターネットで個人輸入できるサイトもありますね。

私の圧倒的おすすめはこちらのフォリックスFR05ローション[ミノキシジル5%]です。
ミノキシジルを5%配合しているだけでなく、さらにアデノシンも配合したいいとこ取りな育毛剤です!

ぜひチェックしてみてください!

以上、ミノキシジルについてご説明しました!
ぜひ参考にしてご自身の発毛治療に生かしてみてください。

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